とある田舎の自治体職員の日常

web上に蓄積されていく情報は自分の分身です。いつか監視される日がやってくると思ってます。

捜索(ガサ)

令状無しで捜索に入るのは
徴税吏員の特権だ

差し押さえできる財産が見つからないときや
本人が捕まらないときは
現場に行くしかない
行っても、本人不在で
入れずに帰ってきたこともあった

貧困家庭の場合
福祉部に事前に家庭の状況を確認するが
児相案件も多かった

多額の借金があることが判明していて
捜索に入っても何もないことが判っていて
敢えて捜索しなかった会社があったが
その会社は最近倒産した

コロナ禍で泣きついてきた店の経営者達は
今の状況をどう思うのか

箱物行政

うちの部署は
前任の上役が政治絡みで建てた
(正しくは、建てされられた)
箱物をいくつか抱えている

しかも、これからどうするの?
と言いたくなる箱もあり
(というかそういう施設しかない)
再来年どうするかが頭痛の種になっている

私も異動してきたときに
なぜそのような状態になっているのか
疑問に思い担当に尋ねると
当時はコロナ禍ではなかったし
現場を理解しない上層部が決めたんだと言う

政治絡みということで
簡単には解決しなさそうである

10万円

またもや、市町村に現金給付事務がやってくるようです
関係課が悲鳴を上げるだろうな

いつまで続くかな

簡単に事務を下ろして
人員適正化計画で人数を減らして
賃金カットもやる

小泉政権時代からからずっとマンパワー不足

問題があっても
気付いていても
やめられない

SDGs

この単語を見かけない日はない
というか
そういうことに関わる部署にいるのだから
当然なんだけど

他にもDXとかGXとか
ミーハー事業に遅れないようにと
関係部局を集めての会議が最近多い

窓口にやってくる住民は
そんなことには興味が無い

年金から引かれる金額が増えたのはなぜかとか
手紙が届いているが何のことかとか
税金が払えないとか

今を生きるのに必死だ

学校を卒業して
安定した職について
結婚して
子供が生まれて
家を買って
老後には孫もいて

将来が保障されていた時代は
とっくの昔に終わっている

持続可能な
なんだな